残念な出来事 [日記]
先月末に仕事がオフだったので、大郷町にある、日帰り温泉『夢実の国』に行ってきました。
ここの楽しみは、松島ビール、という地ビールが飲めることです。
へレス、ボック、デュンケル、ヴァイツエンの4種類。
が、しかし!!
販売休止で、フツーの生ビールを販売してます。
⇒スー〇ードライ、プレミアム△ルツ、などなど。
”あれ?どーした?”と思い、従業員さんに聞いたところによれば、
・日帰り温泉内のレストランで、地ビールの販売を2022年10月から休止。
・その理由は、ビール工房の工場長が体調を崩して、2022年5月からおやすみ。よって、仕込みが滞っている。
→実は、工場長が一人で地ビール製造を切り盛りしていたようで、後継者もなく、その間、ビールの”罐”が放置状態。
結果、罐の痛みが激しく、交換が必須。
その交換費用は数百万円。
現在の経営状態では、交換しかねる。
・なので、販売再開の見通しが立っていない。
でした。
なんともしがたい実情を伺い、とてもさみしい心持になってしまいました。
でも、一番悔しいのは、工場長さんだろうなあ、と。
何とかならんものかなあ。
いい仕事をしてきた地元企業への支援というか、助成というか、援助というか、ないのかなあ。維持継続あってこそ、地元経済が回るものではないかと。
『継続は力なり』って、言うじゃないですか。
”スタートアップ”、”DX”が叫ばれてますが、優良な既存事業を継続することも必要かなあ。
[補足]
ホームページ上でも、3月をもって事業撤退とのこと。
https://www.matsushimabeer.com/
ここの楽しみは、松島ビール、という地ビールが飲めることです。
へレス、ボック、デュンケル、ヴァイツエンの4種類。
が、しかし!!
販売休止で、フツーの生ビールを販売してます。
⇒スー〇ードライ、プレミアム△ルツ、などなど。
”あれ?どーした?”と思い、従業員さんに聞いたところによれば、
・日帰り温泉内のレストランで、地ビールの販売を2022年10月から休止。
・その理由は、ビール工房の工場長が体調を崩して、2022年5月からおやすみ。よって、仕込みが滞っている。
→実は、工場長が一人で地ビール製造を切り盛りしていたようで、後継者もなく、その間、ビールの”罐”が放置状態。
結果、罐の痛みが激しく、交換が必須。
その交換費用は数百万円。
現在の経営状態では、交換しかねる。
・なので、販売再開の見通しが立っていない。
でした。
なんともしがたい実情を伺い、とてもさみしい心持になってしまいました。
でも、一番悔しいのは、工場長さんだろうなあ、と。
何とかならんものかなあ。
いい仕事をしてきた地元企業への支援というか、助成というか、援助というか、ないのかなあ。維持継続あってこそ、地元経済が回るものではないかと。
『継続は力なり』って、言うじゃないですか。
”スタートアップ”、”DX”が叫ばれてますが、優良な既存事業を継続することも必要かなあ。
[補足]
ホームページ上でも、3月をもって事業撤退とのこと。
https://www.matsushimabeer.com/
タグ:地ビール
食べたラーメン その9(らーめん 大黒屋 大崎市) [食べ物]
2023年3月11日 午後2時46分 [日記]
今年もこの日がやってきました。
週末の日課になっている、朝の散歩で、新しくできた防潮堤から海を眺めました。
少し風が冷たかったですが、この時期にしてはまだ暖かいほうでしょう。
とても穏やかな波です。暖かい日が続いたせいでしょうか。
その後、石巻に向かいました。
弟夫婦と待ち合わせて、早めに昼食を済ませてから、お墓に向かいました。
お墓は、市内に住む親せきが掃除をしてくれていたようでとてもきれいでした。
お花を供えて、お線香をたいて手を合わせました。
震災以前の墓地周辺は、畑が半分、住宅が半分、みたいな風景でした。
今では、住宅地の中に墓地がある、みたいになってしまっています。
周囲の環境が変わるには、12年は十分な年月のようです。
その一方で、いつまでたっても、自分の心が前を向いていないことに、後ろめたさを感じます。
お寺に向かいました。
禅昌寺@石巻市
⇒立派な山門なのですが、西日で逆光になってしまいました
m(__)m
13回忌ということもあり、今年、合同慰霊法要が再開しました。
これまでコロナ禍で中止となっていましたので、4年ぶりの開催でした。
受付を済ませ、本堂で法要の開始を待ちました。
午後2時46分
サイレンが鳴り響き、黙とうを捧げました。
...いつもながら、このサイレンを聴くと、心穏やかではない自分に気づかされます。
黙とうを終え、読経が始まりました。
しばらくすると、相当数の物故者のお名前が合わせて読み上げられました。
読経を終えたご住職から、参列された檀家の方に向けてお話されました。
4年ぶりにお話を伺いましたが、いつもながらボクのココロに響きました。
今回は、先日、お亡くなりになった笑福亭笑瓶さんの言葉を引用されておりました。その一説が下記になります。
ー---------
「人生間違えいだらけで間違いなし!」 間違わへん人なんかおらん、人は必ず間違う。 けど、間違えた先に何かがある。 だから間違いだらけで間違いなし!
ー---------
なるほどなあ、それはそうだよね....
今まで、自分のチカラではどうしようもないところで、必死になって『正しい道』を探していた自分がいたような。
『〇〇は、こうあるべきだ!』、
『正しい答えはどれだ?』、
といった感じで。
でも、当然ですけど、世の中、思った通りにならないもので、それはそれで、納得しない自分がこれまでいました。
そんな自分に気づきを与えてくれるような今日のお話でした。
このお話を聞いて、何かこう自分の肩の荷が少しだけ軽くなったような気がしました。
本堂の外に出てみると、梅の花が咲いていました。
本堂へ向かう時は気が付きませんでした。
これからは、周りの様子が変わっていくことに少しぐらい気が付くように、気持ちにゆとりが出てくるといいなあ、と思いつつ、お寺を後にしました。
週末の日課になっている、朝の散歩で、新しくできた防潮堤から海を眺めました。
少し風が冷たかったですが、この時期にしてはまだ暖かいほうでしょう。
とても穏やかな波です。暖かい日が続いたせいでしょうか。
その後、石巻に向かいました。
弟夫婦と待ち合わせて、早めに昼食を済ませてから、お墓に向かいました。
お墓は、市内に住む親せきが掃除をしてくれていたようでとてもきれいでした。
お花を供えて、お線香をたいて手を合わせました。
震災以前の墓地周辺は、畑が半分、住宅が半分、みたいな風景でした。
今では、住宅地の中に墓地がある、みたいになってしまっています。
周囲の環境が変わるには、12年は十分な年月のようです。
その一方で、いつまでたっても、自分の心が前を向いていないことに、後ろめたさを感じます。
お寺に向かいました。
禅昌寺@石巻市
⇒立派な山門なのですが、西日で逆光になってしまいました
m(__)m
13回忌ということもあり、今年、合同慰霊法要が再開しました。
これまでコロナ禍で中止となっていましたので、4年ぶりの開催でした。
受付を済ませ、本堂で法要の開始を待ちました。
午後2時46分
サイレンが鳴り響き、黙とうを捧げました。
...いつもながら、このサイレンを聴くと、心穏やかではない自分に気づかされます。
黙とうを終え、読経が始まりました。
しばらくすると、相当数の物故者のお名前が合わせて読み上げられました。
読経を終えたご住職から、参列された檀家の方に向けてお話されました。
4年ぶりにお話を伺いましたが、いつもながらボクのココロに響きました。
今回は、先日、お亡くなりになった笑福亭笑瓶さんの言葉を引用されておりました。その一説が下記になります。
ー---------
「人生間違えいだらけで間違いなし!」 間違わへん人なんかおらん、人は必ず間違う。 けど、間違えた先に何かがある。 だから間違いだらけで間違いなし!
ー---------
なるほどなあ、それはそうだよね....
今まで、自分のチカラではどうしようもないところで、必死になって『正しい道』を探していた自分がいたような。
『〇〇は、こうあるべきだ!』、
『正しい答えはどれだ?』、
といった感じで。
でも、当然ですけど、世の中、思った通りにならないもので、それはそれで、納得しない自分がこれまでいました。
そんな自分に気づきを与えてくれるような今日のお話でした。
このお話を聞いて、何かこう自分の肩の荷が少しだけ軽くなったような気がしました。
本堂の外に出てみると、梅の花が咲いていました。
本堂へ向かう時は気が付きませんでした。
これからは、周りの様子が変わっていくことに少しぐらい気が付くように、気持ちにゆとりが出てくるといいなあ、と思いつつ、お寺を後にしました。